骨折の治りを早める最新機器「LIPUS」とは?ー治療期間を約40%短縮する低出力超音波治療ー
目次
骨折の治りを早めたいあなたへ
「早く治したい」「もう少しで試合がある」「仕事に復帰したい」
そんな方におすすめなのが、最新の骨癒合促進機器「LIPUS(アクセラス2)」です。
この機器は、低出力パルス超音波(LIPUS)という技術を使って、骨の再生をサポートします。
すでに整形外科やスポーツ医療の現場でも広く使われており、骨折の治療期間を約40%短縮できると報告されています。
LIPUSとは?

LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultrasound)とは、
「低出力の超音波を断続的に照射する治療法」のこと。
この音の振動による“微細な刺激”が骨細胞を活性化し、
骨の形成や修復を促進します。
•痛みはまったくありません
•電気のような刺激もありません
•ギプス固定中でも照射可能です。
科学的に効果が証明されています
LIPUSは、世界中の病院やスポーツ現場で使われています。
研究では、骨折の治りが平均40%ほど早まったという結果が出ています。
(アメリカ整形外科学会・日本整形外科学会でも有効性が報告されています)
つまり、「なんとなく良さそう」ではなく、
医学的に効果が確かめられた治療法です。
治療の流れ

1.骨折の部位をエコーで確認
2.LIPUSを患部にあてて固定
3.約20分間の照射で終了
痛みもなくリラックスして受けていただけます。
1日1回の治療を継続することで、骨形成が確実に進みます。
LIPUSはこんな方におすすめ
•骨折を少しでも早く治したい
•スポーツや仕事に早く復帰したい
•手術後の骨癒合を促したい
•疲労骨折や剥離骨折の回復を早めたい
•ギプス固定中でも治療を続けたい
•骨折がなかなか治らない
LIPUS(低出力パルス超音波)の効果を示す主な臨床研究
Duarte LR(1983年)
出典: Archives of Orthopaedic and Trauma Surgery
ブラジルの研究者Duarteは、動物実験でLIPUSを照射したところ、
骨折部位の骨形成が促進されることを確認しました。
これが、LIPUS研究の最初の重要な報告とされています。
Heckman JDら(1994年)
出典: Journal of Bone and Joint Surgery (Am)
脛骨骨折患者を対象とした臨床試験で、
LIPUSを使用した群では平均38%治癒期間が短縮。
初めて人での有効性が明確に示された報告として知られています。
Busse JWら(2002年)
出典: Canadian Medical Association Journal (CMAJ)
複数の医療機関によるランダム化比較試験で、
疲労骨折や遷延癒合(治りにくい骨折)に対しても、
LIPUS照射により骨癒合が有意に促進されることが示されました。
Jingushi Sら(2007年)
出典: Journal of Orthopaedic Science(日本整形外科学会誌)
日本国内122例の骨折患者を対象にした臨床研究で、
LIPUS群では平均37%の治癒期間短縮が認められました。
国内でも高い再現性が確認された報告です。
これらの臨床データから、LIPUSは医学的に効果が証明されています。
お気軽にご相談ください。
1回800円〜
