朝起きたら腰が痛い
目次
こんな症状でお困りでしょうか?
- 朝起きたら腰が痛かった
- 朝起きたらぎっくり腰のように腰が痛い
- 朝起きたら、腰が痛くて起き上がるのにも苦労する
- 毎朝、起きがけは腰が痛い
こんな事は、腰が慢性的に痛い人にとっては珍しい事ではないのかもしれません。
とは言っても、ぎっくり腰のような激痛というのは少ないのかもしれませんが、朝は固まったようになっていて腰が痛い事はしょっちゅうある。という人は珍しくありません。
ではなぜ痛くなるのでしょうか?よく聞く、固まるというのはどういう事なのでしょうか?
部活や運動会、急な重労働などで身体を普段よりも動かした時を思い浮かべてください。
これらの翌日、筋肉痛が襲ってくるという事は今までも経験があるのではないでしょうか?
それが腰に起きていると考えたら、朝それが起こる事は不思議な事ではないですよね。
ここで一度、確認しておきたいのは、筋肉痛と言うととても軽い症状をイメージすると思いますが、実は筋肉痛は炎症症状からくる痛みです。
筋肉に負荷をかけた結果、筋肉が少し切れる(実際は傷がつく程度ですが)事で炎症が起こり、筋肉痛となってしばしば痛みます。
何が起きているのか?
1.腰の筋肉の筋肉痛
わかりやすく筋肉痛という言葉を使いましたが、炎症が起きていると思ってもいいと思います。
腰には細かい筋肉がたくさんあって、それらは不良姿勢でいるだけで負荷がかかったり、体のバランスが崩れているだけで負荷がかかったりします。
その結果、筋肉痛のように朝痛みとなって襲ってきます。
2.腰の関節の炎症
腰にはいくつか関節があります。この関節が炎症を起こしてしまう事があります。
怪我をした時のように急激に強く痛めたわけではないので、緩やかに炎症が進行し、朝痛みとなって気がつくというパターンです。
この場合は、炎症による痛みに加えて、周りの筋肉がその関節を守るために硬くなって痛みを出しているという事もあると思っていいでしょう。この硬さは寝ている間に体の動きが少ない間に特に固まりやすくなります。
原因
これらの関節や筋肉が炎症を起こしている原因として考えられる事はこちらになります。
1.単純に腰に負担をかけすぎている
重い荷物を運んだり、普段しないような運動をした翌日や翌々日は、筋肉痛が怒るのは当然ですよね。腰の筋肉痛ってあまり言わないですけど、腰痛と区別をつけるのであれば、原因となる事柄があれば一旦筋肉痛と思って様子を見てみてもいいと思います。
2.姿勢が悪い
いわゆる猫背姿勢というのは、魚がついた釣竿を根元で持ち上げているような感じです。この根本の部分が腰です。ずっと上半身を持ち上げています。
対して、良い姿勢といいうのは、綺麗に乗せられた積木のような感じです。
上に重いものが乗っても何の問題もないですよね。
これが、姿勢が悪い人が腰痛になる原因です。
3.バランスが悪い
偏った姿勢や使い方などをしているとその姿勢が体に定着してきます。
例えば、デスクワークの時にキーボードが椅子に対して左側にあるとします。モニターは真っ直ぐ前にあります。そうすると首か腰のどちらかが捻れた形で座っていることになります。その時間が毎日毎日続くとなると、それは次第に体に定着していき、デスクワークをしていない時にも体に残ってしまうようになります。
そうなると腰の筋肉は、左側は緊張して右側は伸ばされた状態になり、たいした事もしていないのに変なストレスが腰にかかるという事になります。
合わせて、腰の関節も正常な位置からズレるので、関節での炎症も起こりやすくなります。
対処法
これはそれぞれ原因によって対処が違うと思いますが、それぞれ思い当たる原因を解消してもらえれば、回復に向かいます。
単純に筋肉痛であれば何もしなくても2〜3日で治るでしょうし、姿勢が悪いと思う人は姿勢を良くする事に努めてみてください。
対症療法として、朝ゆっくりストレッチをしてから起き上がるというのも、即効性があって良いと思います。
また、長引くようであれば治療等が必要な場合もありますので、一度受診された方が良いかもしれません。
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腰痛でお困りの方、お気軽にご相談ください。