アイシング-最後まで患部をしっかり冷やす氷袋の作り方
今回は急なケガをしてしまった時やどこかが炎症している時などに使う氷袋の作り方をご紹介したいと思います。
氷袋なんて袋に氷入れておしまいだろって思う方も多いと思いますが、それだと、氷が少し溶けてきた時に袋の中の空気が邪魔をしてうまく患部にあたらないことがあります。
しかし、これからご紹介する方法では、氷が溶けても袋に空気が入ってないため最後までしっかり患部を冷やすことができます。
目次
最後までしっかり冷える氷袋を作る手順
1.袋に氷を入れる
この段階で氷の入れすぎに注意してください。
この後、袋のなかで氷を平らにするので、平らにして上を結べる程度の量にしてください。
2.水を少量入れる
ここで氷の隙間に入る空気を水で埋めます。
3.空気を抜く(吸う)
一回氷を平らにならした後、空気を抜きます。
先程入れた水が多すぎると水が口に入ってきます。気をつけてください。
4.結ぶ → 完成!!
これで完成です。
この形に作ることができれば、患部にこの氷袋をあてて巻きつけたりすることも簡単です。
空気が入ってる袋じゃなんだかゴワゴワでうまく冷えないこともしばしばだと思います。
ケガ以外でも、スポーツ選手などアイシングをよくする人は是非憶えてください。
ちなみに氷嚢を使って冷やす場合も空気を抜くのは一緒なので、できるだけ空気を抜いて蓋を閉めてみてください。
アイシングの方法
完成した、氷袋を患部に当てて15分〜20分。当てっぱなしです。
できるだけ患部に密着するようにしましょう。
最初は冷たくても、徐々に慣れてきます。
※保冷剤やアイスノンのようなものはあまりオススメしません。「一番冷えるアイシングを求めた結果」に詳しく書きましたが、保冷剤などは温度が0度を下回る可能性があり、凍傷になる可能性が高まります。
作り方の動画
2020/10/01追記
アイシングの方法による違い
アイシングの方法による違いやオススメの材料などについては「一番冷えるアイシングを求めた結果」で紹介していますので、気になる方は読んでみてください。