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体操選手 足首の後ろ外側の痛み

体操をしていて足首が痛くなる事はよくあると思います。

今回の場合は足首の後ろの外側が痛いという事で、事前に整形外科では腓骨筋炎という診断をもらっていた方でしたが、結果としては長母指屈筋の痛みが主で、長母指屈筋の緊張を緩めて、テーピングでサポートする事で痛みは改善されました。

症状

走ると痛い

ジャンプすると痛い

ロンダートやバク転をすると痛い

これらのことをすると足首の後ろの外側(外くるぶしの後ろの少し上のあたり)が痛いというのが主な症状でした。

特に腫れなどはなく、事前に腓骨筋炎といわれていた腓骨筋にも腫れや触れると痛いという症状は見られませんでした。

評価

まず、痛む場所や症状、事前の情報から、腓骨筋を疑ってみましたが、どうしても腓骨筋の症状とは一致しませんでした。

腓骨筋炎だとエコーで見ると、腱に炎症が確認できる事も多いのですが、それも確認できませんでした。

腓骨筋を伸ばしても、力を入れても痛くはない様です。

ですので、範囲を広げて、いろいろ探っていくと、足の親指に力を入れた時に痛みが出る事がわかりました。

親指に抵抗をかけて曲げさせると痛みがあり、内側から長母指屈筋に触れると痛みがありました。

この事から、腓骨筋炎ではなく長母指屈筋腱炎であると判断し、施術に移ります。

施術

施術では、この長母指屈筋を中心に周りの筋肉を緩めて、引っ張られて炎症している腱に余裕を作ります。

この腱に余裕を作った状態で少し走ってもらうと、やる前よりも痛みが少なくなっているという事だったので、長母指屈筋の痛みであると再度確認ができました。

続けて、親指からふくらはぎにかけてテーピングを指導して、痛みが極力でないようにして、生活や体操を行ってもらいます。

この方の場合、長母指屈筋に負担がかかる原因の一つに、股関節の動きの硬さがあったので、そこの施術と股関節のストレッチとトレーニングを後日合わせて指導しました。

炎症が引いてきた段階では、長母指屈筋のストレッチも指導して、積極的に伸ばしてもらう様にしてもらいました。

この方の場合、体操を続けながら、1ヶ月後にほぼ痛みなく体操をする事ができる様になりました。

体操に限らず、スポーツでは体に負担をかけて競技力の向上を目指していくので、どうしても筋肉や関節、骨の炎症、時には骨折や捻挫など怪我をしてしまうことは避けられない時があります。

何かあればお気軽に相談して頂ければと思います。

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